SOFTWARE DEVELOPMENT dw Windows・Webシステム開発
自社システム × リアルタイムデータ × Windows

株・先物・FX
トレード専用ブラウザ

TRADING WORKSPACE DEVELOPMENT
毎日のトレード業務に合わせた
専用ブラウザを開発
記録する・分析する WebSocket / ティック / 自社DB / 相場再生
操作する・つなぐ 自社Web画面 / Windows / 注文管理 / AI
CHROME ・ WEBVIEW2 ・ C++ ・ DATABASE

自社のトレード画面に、必要な機能を。リアルタイムの価格をDBへ保存する。複数画面を連動させる。注文・約定・判断の履歴を残す。毎日のトレード業務に合わせた専用ブラウザを開発します。

Windowsアプリケーション、Chrome、自社Webシステム、データベースを高度に連携。既存システムへの機能追加から、専用ワークスペースの構築まで、必要な範囲をご相談いただけます。

「見るための画面」から、
記録・分析・操作がつながる自社の環境へ。
株式 先物 FX 56の活用例 リアルタイムDB保存 自社サーバー運用

自社トレード環境の開発を相談する →

自社のトレード環境を、専用ブラウザに集約

株価、先物価格、為替レート、注文、約定、ポジション、損益。自社のWebトレードシステムに流れる情報を、画面表示だけで終わらせず、記録・分析・操作・業務連携まで一体化します。ChromeやWebView2とWindowsアプリケーションを組み合わせ、担当者が日々使う環境そのものを設計・開発します。

「既存画面はそのまま使いたい」「ティックをDBへ残したい」「複数のチャートと建玉を同時に確認したい」「自社の売買ルールに合わせて入力補助を付けたい」。必要な機能から段階的に追加できます。

01 / CAPTURE

リアルタイムデータを保存

自社システムとの通信から価格・注文・約定を取得。時系列DBと業務DBへ、目的に合った形で蓄積します。

02 / WORKSPACE

画面と操作をまとめる

チャート、板情報、ポジション、分析メモを一つの作業環境へ。銘柄や時間軸の連動も組み込みます。

03 / ANALYZE

過去を再生し、検証する

蓄積データを使ったチャート再生、取引レビュー、条件検証、戦略別の集計を自社環境で行います。

04 / CONNECT

Windows・DB・AIとつなぐ

既存のC++資産、Excel、FileMaker、ローカルLLM、社内サーバーと連携します。

対象は、自社が管理するトレードシステムです。

本ページの機能・活用例は、自社で開発・運用するWeb画面、自社サーバー、利用権限のあるデータを組み合わせる構成を前提としています。新規構築と既存システムへの機能追加の両方をご相談いただけます。

開発できる機能と、導入の単位

開発の単位 作るもの 利用イメージ
データ保存機能 リアルタイム通信の受信・整形・DB登録 自社Web画面に届く価格と取引イベントを保存
専用ブラウザ 自社画面、ツールバー、複数パネル、銘柄連動 担当業務に合わせたトレード用ワークスペース
分析・検証機能 時系列検索、チャート再生、指標計算、レポート 日々の取引の振り返りと戦略検証
注文支援機能 入力補助、数量計算、確認、承認、状態表示 自社注文管理システムとの接続
Windows連携 C++ DLL、ローカルファイル、通知、入力機器 ブラウザだけでは完結しない処理の統合
運用基盤 常駐収集、死活監視、復旧、バックアップ 画面を閉じた後も必要な収集処理を継続

最初から全機能を実装する必要はありません。「1種類のイベントをDBに保存する」「既存画面に分析パネルを追加する」「取引後のレポートだけを自動化する」といった小さな単位から着手できます。

ブラウザ・Windows・自社サーバーの構成

既存システムの改修範囲、常時稼働の必要性、操作機能の有無によって構成を選びます。ブラウザで受信するデータを記録する方式に加え、自社サーバー側から直接イベントを保存する方式も設計します。

01 / SOURCE 自社トレードサーバー 自社で利用する価格配信、注文管理、約定通知、ポジション管理。
02 / WORKSPACE Chrome または WebView2 自社Web画面を表示。銘柄連動、分析パネル、操作補助を統合。
03 / PROCESS Windowsネイティブ処理 通信イベントの解析、キュー、検証、指標計算、DBへの書き込み。
04 / DATA 自社データベース 生イベント、正規化ティック、ローソク足、注文履歴、操作ログを分けて保持。
05 / USE 分析・再生・業務連携 取引レビュー、バックテスト、アラート、Excel帳票、社内AIから活用。
構成案 適した条件 設計上のポイント
Chrome+制御アプリ 既存のChrome環境や自社Web画面を活用したい 専用プロファイル、対象タブ管理、CDP接続の寿命を管理
WebView2+Windowsアプリ 独自メニューや複数パネルを持つ専用アプリにしたい Webとネイティブの連携を明示的に実装
自社サーバー側で収集 画面を閉じても継続収集したい ブラウザとは独立した常駐処理と保存基盤を構築
サーバー収集+専用ブラウザ 継続保存と現場の使いやすさを両立したい 共通イベントIDでサーバー履歴と画面上の判断を関連付け

ブラウザで記録できるのは、接続・購読している対象に届いたデータです。全銘柄・全市場の全ティックを自動的に取得する仕組みではありません。必要な網羅性を満たす配信・購読・補完方法を先に決めます。

WebSocket通信からリアルタイムデータをDB保存

自社WebシステムでWebSocketなどにより更新される価格、Bid / Ask、注文状態、約定、損益を、受信イベントとして取り扱います。表示後の文字を繰り返し読む方式とは異なり、自社システムが送るデータ構造を利用して保存処理を設計できます。

通信イベントを用途別に分けて記録

価格配信と注文通知では、必要な項目も欠落時の扱いも異なります。price、quote、trade、order、execution、positionなどのイベント種別を定義し、各イベントを対応するテーブルへ登録します。受信時の原文と解析後の値を関連付けて残せば、解析ルール変更時の再処理にも対応できます。

WebSocket・HTTP・SSEを使い分ける

WebSocketの受信・送信イベント、HTTPレスポンス、Server-Sent Eventsなど、実際に採用されている方式を調査します。JSONだけでなく、バイナリ形式、独自フォーマット、アプリケーション層の圧縮がある場合は、自社プロトコルの仕様に沿った復号・展開・解析処理を組み込みます。

受信と保存を分離し、画面の操作感を守る

通信受信の処理内で重いSQLや集計を実行せず、キューを介して保存ワーカーへ渡す構成にします。キュー上限、書き込み待ち時間、ディスク退避、異常時の停止条件を設け、処理が追いつかない状態を検知します。表示は間引いても、保存対象のイベントまで無条件に間引かない設計が必要です。

「リアルタイム」の品質を数値で管理

配信元時刻、PCでの受信時刻、DBへの保存時刻を分けて記録します。処理遅延の中央値・上位百分位、未保存件数、最終受信時刻、欠番件数を監視し、取得できているように見えて保存が遅れている状態を把握します。目標値は対象PC、通信量、データ形式、保存先を測定して決めます。

自社トレードシステムの活用例 56選

以下は、目的に合わせて設計する開発・活用案です。すべてを搭載した既製品の仕様や、導入実績の一覧ではありません。保存したいデータ、既存の画面、実現したい操作に合わせて組み合わせます。

株式トレードの活用例 ・ 8例 先物トレードの活用例 ・ 8例 FXトレードの活用例 ・ 8例 専用画面・操作支援の活用例 ・ 8例 注文・約定・ポジション管理の活用例 ・ 8例 分析・バックテスト・AIの活用例 ・ 8例 Windows・業務システム連携の活用例 ・ 8例

株式トレードの活用例

CASE 01開発・活用案

銘柄別ティック履歴の蓄積

こんな課題に
自社画面の価格変化を後から細かく検証したい。
開発するもの
銘柄ID、価格、数量、配信時刻、受信時刻を保存し、銘柄・期間で検索できる履歴画面を作成。約定ティックと気配更新を区別します。
想定技術:時系列保存 / 銘柄マスター / イベント分類
CASE 02開発・活用案

板情報の変化を時系列で再現

こんな課題に
ある時間帯に板の厚みがどう変わったか確認したい。
開発するもの
自社配信に含まれる板スナップショットと差分を記録。更新番号を照合して板を復元し、欠損区間を明示します。
想定技術:板差分 / スナップショット / シーケンス検証
CASE 03開発・活用案

歩み値と判断メモの同期

こんな課題に
エントリーを判断したときの値動きとメモが別々に残っている。
開発するもの
歩み値、チャート、担当者メモを共通の時刻軸に配置。取引IDから当時の周辺イベントを呼び出せるようにします。
想定技術:イベント時刻 / 注釈 / 取引ID
CASE 04開発・活用案

寄り付き・引け前の動きの比較

こんな課題に
特定の時間帯だけを何日分も並べて検証したい。
開発するもの
市場カレンダーとセッション定義を使い、開始前後・終了前後のデータを抽出。休場や短縮取引を区別します。
想定技術:セッション抽出 / 市場カレンダー / 日別比較
CASE 05開発・活用案

銘柄グループの監視パネル

こんな課題に
セクターや独自の監視リストを一画面にまとめたい。
開発するもの
自社の銘柄グループを登録し、騰落、出来高、最終更新時刻を一覧化。選択銘柄を他パネルへ連動させます。
想定技術:監視リスト / グループ集計 / 銘柄連動
CASE 06開発・活用案

出来高・売買代金の増加通知

こんな課題に
自社ルールに一致した銘柄の変化を見逃したくない。
開発するもの
対象データから移動窓の出来高や売買代金を計算し、条件成立を通知。配信数量が累計か増分かを判別して集計します。
想定技術:移動窓 / 累計差分 / 重複通知抑制
CASE 07開発・活用案

株式分割を考慮した履歴分析

こんな課題に
分割前後の価格をそのまま比較すると分析が歪む。
開発するもの
原系列と調整系列を分けて保持。分割係数と適用日を管理し、目的に応じて表示・分析系列を選びます。
想定技術:コーポレートアクション / 調整係数 / 原系列保持
CASE 08開発・活用案

保有銘柄と研究情報の統合

こんな課題に
保有一覧から自社で整理した企業情報をすぐ開きたい。
開発するもの
ポジションの銘柄IDと社内研究資料を関連付け、企業メモ、決算資料、過去の検証結果を同じ環境で参照します。
想定技術:文書索引 / 銘柄ID / ポジション連携

先物トレードの活用例

CASE 09開発・活用案

限月ごとの価格・出来高管理

こんな課題に
期近・期先を同じ銘柄名で保存してしまい履歴が混ざる。
開発するもの
商品コード、取引市場、限月、契約仕様をキーに価格を保存。限月切替時も元契約を識別できるようにします。
想定技術:限月マスター / 契約ID / 出来高履歴
CASE 10開発・活用案

日中・夜間セッションの分離

こんな課題に
カレンダーの日付だけでは夜間取引の集計が合わない。
開発するもの
実時刻とは別に取引日とセッションIDを付与。自社ルールに合わせて日中・夜間・通算の成績を切り替えます。
想定技術:取引日 / セッションID / 日付境界
CASE 11開発・活用案

限月間スプレッドの監視

こんな課題に
二つの限月の価格差を自社画面で継続監視したい。
開発するもの
両脚の時刻と鮮度を確認して価格差を計算。片側だけ古い場合は無効表示にし、見かけの価格差を区別します。
想定技術:二系列同期 / 気配鮮度 / スプレッド計算
CASE 12開発・活用案

ロールオーバー検証

こんな課題に
乗り換え前後の損益や保有期間を追跡したい。
開発するもの
旧限月と新限月の取引をロールIDで関連付け、数量、価格差、コストを記録。連続足の接続方法も保存します。
想定技術:ロールID / 連続足 / コスト集計
CASE 13開発・活用案

現物指数と先物の比較

こんな課題に
自社で保有する指数と先物データを同時に見たい。
開発するもの
更新頻度や通貨、時刻の違いを調整し、価格差と推移を表示。計算条件と参照時刻を画面で確認できます。
想定技術:系列照合 / 基差 / 時刻合わせ
CASE 14開発・活用案

取引単位を反映した損益計算

こんな課題に
商品ごとの倍率や呼値が違い、計算ミスが起きる。
開発するもの
契約倍率、最小変動単位、通貨をマスター化。銘柄ごとの損益と数量計算に共通利用します。
想定技術:契約倍率 / 呼値 / 固定小数点
CASE 15開発・活用案

満期・イベント前の社内通知

こんな課題に
期日が近い建玉を担当者が個別に確認している。
開発するもの
契約マスターの期日と保有一覧を照合し、社内の確認期限に応じて通知。カレンダー更新履歴も残します。
想定技術:期日管理 / 建玉照合 / 通知ルール
CASE 16開発・活用案

商品横断のリスク一覧

こんな課題に
複数商品のポジションを個別画面で確認している。
開発するもの
数量だけでなく通貨換算した想定元本や損益を集約。算定方法をそろえて社内の管理指標を表示します。
想定技術:ポジション集約 / 通貨換算 / リスク指標

FXトレードの活用例

CASE 17開発・活用案

Bid / Ask両系列の保存

こんな課題に
単一価格だけでは売買方向に応じた検証ができない。
開発するもの
Bid、Ask、それぞれの数量や時刻を自社配信の仕様に合わせて保存。Midは派生値として別に計算します。
想定技術:Bid / Ask / Mid / 価格種別
CASE 18開発・活用案

スプレッド変化の可視化

こんな課題に
時間帯ごとのスプレッドの広がりを比較したい。
開発するもの
AskとBidの差を記録し、通貨ペア別・時間帯別に分布を集計。無効値や片側欠落は別状態として扱います。
想定技術:スプレッド分布 / 外れ値分類 / 気配鮮度
CASE 19開発・活用案

複数通貨ペアの同時監視

こんな課題に
通貨ペアを切り替えるたびにチャートの設定をやり直している。
開発するもの
監視リスト、時間軸、指標設定を保存。選択した通貨ペアに関連するポジションとメモを連動させます。
想定技術:ワークスペース / 設定保存 / 通貨ペアID
CASE 20開発・活用案

市場時間帯ごとの傾向分析

こんな課題に
同じ時刻でも季節によって市場の重なりが変わる。
開発するもの
UTCを基準に、各地域のタイムゾーン規則から時間帯を分類。夏時間を含めて同条件の区間を比較します。
想定技術:UTC / タイムゾーン / 夏時間
CASE 21開発・活用案

経済イベントと価格履歴の同期

こんな課題に
社内で管理するイベント前後の値動きを調べたい。
開発するもの
イベントID、予定時刻、実際の公表時刻、情報取得時刻を保持。前後の価格とスプレッドを並べて確認します。
想定技術:イベント管理 / 時刻区別 / 区間比較
CASE 22開発・活用案

通貨別エクスポージャー表示

こんな課題に
複数ペアの建玉をまとめた通貨偏りが見えない。
開発するもの
各ポジションを構成通貨に分解し、基準通貨に換算して表示。換算レートと評価時刻を記録します。
想定技術:通貨分解 / 評価レート / エクスポージャー
CASE 23開発・活用案

持越しコストを含む取引レビュー

こんな課題に
値幅だけの集計では実際の結果と一致しない。
開発するもの
自社システムで記録される手数料や持越し調整額を取引履歴に結合。価格差損益とその他費用を分けて表示します。
想定技術:費用明細 / 取引履歴 / 純損益
CASE 24開発・活用案

クロス通貨の整合性チェック

こんな課題に
参照系列の片側が止まった状態を早く見つけたい。
開発するもの
複数通貨ペアの更新時刻や理論的な換算関係を比較し、異常候補を通知。丸めや配信時刻差を許容幅に反映します。
想定技術:系列整合 / 許容幅 / データ品質監視

専用画面・操作支援の活用例

CASE 25開発・活用案

複数モニターの画面配置を復元

こんな課題に
毎朝、チャートや建玉一覧を並べ直している。
開発するもの
モニター構成、ウィンドウ位置、表示銘柄を保存して再起動時に復元。モニターが減った場合は表示領域内に再配置します。
想定技術:マルチモニター / DPI / レイアウト保存
CASE 26開発・活用案

チャート・板・注文入力の銘柄連動

こんな課題に
画面ごとの選択銘柄がずれて操作ミスにつながる。
開発するもの
共有の銘柄選択イベントを設け、自社画面の各パネルを同期。注文入力欄には現在の対象を明示します。
想定技術:共通状態 / イベント配信 / 対象銘柄表示
CASE 27開発・活用案

自社ルールに合わせた数量計算

こんな課題に
値幅や上限に合わせた数量を手計算している。
開発するもの
契約仕様と社内の計算式から数量候補を算出。計算に使った価格、倍率、上限を確認できる入力補助を作ります。
想定技術:数量計算 / 計算根拠表示 / 入力補助
CASE 28開発・活用案

ショートカットによる分析操作

こんな課題に
頻繁な画面切替や時間軸変更に手間がかかる。
開発するもの
チャート切替、メモ、区間選択をキーに割り当て。入力中の誤反応を防ぎ、操作の有効範囲を明確にします。
想定技術:キー割当 / フォーカス管理 / 操作ログ
CASE 29開発・活用案

自社注文の確認・承認フロー

こんな課題に
担当者と承認者の操作履歴をまとめたい。
開発するもの
注文候補、確認、承認、送信結果を別状態として管理。承認後に条件が変わった場合の再確認も組み込みます。
想定技術:状態遷移 / 権限 / 承認履歴
CASE 30開発・活用案

音声・色・デスクトップ通知

こんな課題に
値動き通知とシステム障害通知が混在している。
開発するもの
価格条件、データ停止、注文異常を分類。重要度ごとの表示方法と確認済み状態を設計します。
想定技術:通知分類 / 確認状態 / クールダウン
CASE 31開発・活用案

USB入力機器との連携

こんな課題に
分析や画面操作を手元の専用キーで行いたい。
開発するもの
自社端末の入力機器イベントを、指定パネルの操作に変換。注文に関係する操作には確認と無効化手段を設けます。
想定技術:USB HID / デバイスイベント / 操作割当
CASE 32開発・活用案

取引時の画面とメモを保存

こんな課題に
後から判断の背景を説明できる記録が不足している。
開発するもの
取引ID、画面キャプチャ、担当者メモ、設定値を関連付けて保存。価格データの検索と同じ画面から参照できます。
想定技術:画面記録 / メモ / 設定スナップショット

注文・約定・ポジション管理の活用例

CASE 33開発・活用案

注文状態のイベント履歴

こんな課題に
最終結果しか残らず、途中の状態が分からない。
開発するもの
受付、検証、送信、応答、部分約定、取消など自社の状態モデルを時系列に保存。注文IDから経過を表示します。
想定技術:注文ID / 状態遷移 / イベント履歴
CASE 34開発・活用案

部分約定と残数量の管理

こんな課題に
一つの注文に複数の約定があり集計が複雑になる。
開発するもの
約定IDごとに数量と価格を保存し、加重平均価格と残数量を計算。訂正・取消イベントにも対応する構造にします。
想定技術:約定ID / 加重平均 / 訂正履歴
CASE 35開発・活用案

タイムアウト後の状態照合

こんな課題に
応答が遅れたとき、注文が成立したか分からない。
開発するもの
不明状態を独立して表示し、自社注文サーバーへ照会。確認前に同じ注文を無条件で再送しない復旧フローを作ります。
想定技術:相関ID / 状態照会 / 冪等性
CASE 36開発・活用案

理論ポジションと実記録の照合

こんな課題に
約定履歴からの計算とポジション通知に差がある。
開発するもの
両者を突合し、数量差や評価時刻差を一覧化。訂正、手動調整、未反映イベントを追跡できるようにします。
想定技術:残高照合 / 差分検出 / 調整イベント
CASE 37開発・活用案

戦略別・担当者別の損益分析

こんな課題に
全体損益だけでは結果の内訳が分からない。
開発するもの
注文に戦略ID、担当者ID、タグを付与。手数料込みの集計と保有中の評価損益を分けて表示します。
想定技術:戦略ID / 集計軸 / 実現・未実現損益
CASE 38開発・活用案

注文上限と緊急停止の管理

こんな課題に
社内の数量・金額上限を操作時にも反映したい。
開発するもの
サーバー側の上限検証と専用ブラウザの警告を連携。新規送信停止、取消要求、状態確認を独立した操作として設計します。
想定技術:サーバー検証 / 上限管理 / 停止状態
CASE 39開発・活用案

約定品質の検証

こんな課題に
判断時の価格と約定価格の差を振り返りたい。
開発するもの
判断時点、送信時点、約定時点の価格を関連付け、方向別の差を分析。比較対象のBid / Askと時刻を固定します。
想定技術:参照価格 / スリッページ分析 / 時刻整合
CASE 40開発・活用案

日次レポートの自動作成

こんな課題に
毎日、取引履歴をコピーして集計している。
開発するもの
対象取引日の注文、約定、費用、ポジションを集約。確定状況を表示し、Excelや社内帳票へ出力します。
想定技術:日次締め / 帳票 / 再集計

分析・バックテスト・AIの活用例

CASE 41開発・活用案

ティックから複数時間足を生成

こんな課題に
分析ごとに違う期間の足を手作業で作っている。
開発するもの
価格種別とセッションを指定して秒足・分足・日足を生成。OHLC、件数、出来高の意味を定義します。
想定技術:OHLC / バー生成 / セッション境界
CASE 42開発・活用案

過去相場の同期リプレイ

こんな課題に
当時の状況を画面操作も含めて再検証したい。
開発するもの
保存したイベントを指定速度で再生し、チャート、板、ポジションを同期。停止、巻き戻し、区間指定に対応します。
想定技術:仮想時計 / 再生速度 / スナップショット
CASE 43開発・活用案

売買条件の候補を比較

こんな課題に
同じデータで条件を変えた結果を整理したい。
開発するもの
検証条件、データ範囲、コストモデルをセットで保存。条件ごとの結果と再実行に必要な情報を残します。
想定技術:パラメーター管理 / 再現性 / コストモデル
CASE 44開発・活用案

学習期間と検証期間の分離

こんな課題に
過去に合わせすぎた条件を見分けたい。
開発するもの
時間順に期間を分割し、ウォークフォワード型の評価を管理。未来の値を特徴量へ混ぜない処理を設計します。
想定技術:時系列分割 / 情報漏洩防止 / 外部期間評価
CASE 45開発・活用案

MAE・MFEによる取引レビュー

こんな課題に
利確・損切りまでの値動きを比較したい。
開発するもの
保有区間の最大不利変動・最大有利変動を計算。売買方向と利用価格をそろえて戦略別に集計します。
想定技術:MAE / MFE / 保有区間
CASE 46開発・活用案

ローカルLLMで取引記録を検索

こんな課題に
社内に蓄積した検証メモや日報を探すのが大変。
開発するもの
権限のある文書と確定済み集計を検索対象にし、回答へ参照元を付けます。金額計算は検証可能なプログラム側で行います。
想定技術:ローカルLLM / 文書検索 / 参照元表示
CASE 47開発・活用案

AIが出した分析結果を画面へ統合

こんな課題に
分析ツールと取引画面を何度も往復している。
開発するもの
自社AIの出力を独立パネルへ表示。入力データの基準時刻、モデル版、生成時刻を保存し、後から比較できます。
想定技術:推論履歴 / モデル版 / 分析パネル
CASE 48開発・活用案

自然文で自社データを集計

こんな課題に
分析担当者以外も簡単にデータを確認したい。
開発するもの
「昨日の戦略別約定件数」などを定義済み集計へ変換。読み取り権限と実行範囲を限定し、SQLと集計条件を確認できます。
想定技術:集計テンプレート / 読取専用 / 条件確認

Windows・業務システム連携の活用例

CASE 49開発・活用案

Excelへ必要な集計だけを連携

こんな課題に
ティック全件を表計算へ流すと画面が重くなる。
開発するもの
生データはDBへ保存し、Excelには指定間隔の最新値や集計結果を渡す構成にします。履歴分析と日常帳票を分離できます。
想定技術:DB集計 / 更新間隔 / Excel連携
CASE 50開発・活用案

FileMakerで取引メモを管理

こんな課題に
既存の社内台帳とトレード履歴をつなぎたい。
開発するもの
取引IDをキーに、メモ、担当者、添付資料を連携。利用バージョンに応じたAPI・HTTP・ファイル連携を選定します。
想定技術:取引ID / HTTP連携 / 台帳
CASE 51開発・活用案

C++の既存計算エンジンを活用

こんな課題に
長年使っている計算コードをWeb向けに書き直したくない。
開発するもの
DLLまたは別プロセスとして呼び出し、計算要求と結果を自社画面へ受け渡します。異常終了を画面側から切り離します。
想定技術:C++ / DLL / プロセス分離
CASE 52開発・活用案

社内DB・分析処理へ配信

こんな課題に
保存データを複数の自社システムで共通利用したい。
開発するもの
共通イベント形式と参照APIを用意。生データの重複取得を減らし、利用先ごとの権限と負荷を管理します。
想定技術:参照API / 共通スキーマ / アクセス管理
CASE 53開発・活用案

シナリオ・設定の配布と保護

こんな課題に
端末ごとに設定がばらばらになり、更新が追えない。
開発するもの
設定版、配布対象、更新結果を管理。機密設定の保管や暗号化、利用権限を組み合わせ、復号後の扱いも設計します。
想定技術:設定バージョン / 暗号化 / 配布管理
CASE 54開発・活用案

切断後の復旧と不足データの確認

こんな課題に
再接続しただけでは、欠けた時間帯が分からない。
開発するもの
接続履歴と最終保存位置から欠落候補を特定。自社サーバーに履歴があれば補完し、復元できない区間は明示します。
想定技術:再接続 / 再取得 / 欠損マーカー
CASE 55開発・活用案

検証環境と本番環境の分離

こんな課題に
過去再生や開発中の操作を本番へ混ぜたくない。
開発するもの
接続先、認証情報、DB、プロファイルを分離し、画面にも環境名を表示。再生モードからの本番送信経路を遮断します。
想定技術:環境分離 / 接続先制限 / 再生モード
CASE 56開発・活用案

チーム向けの権限と監査記録

こんな課題に
閲覧担当、分析担当、操作担当で使える機能を変えたい。
開発するもの
サーバー側の権限判定と画面制御を組み合わせ、重要操作と設定変更を記録。共有端末でも操作者を区別します。
想定技術:ロール管理 / 操作ログ / サーバー認可

技術解説:Chrome・CDP・WebView2の連携

Chromeを活用する構成

Chrome DevTools Protocol(CDP)を利用する構成では、対象タブ・セッションを識別してNetworkイベントを監視します。WebSocketの受信はNetwork.webSocketFrameReceived、送信はNetwork.webSocketFrameSentで通知されます。取得できたイベントを自社プロトコルの定義に沿って解釈し、保存処理へ渡します。

HTTPの本文とWebSocketのデータを区別

HTTPではNetwork.responseReceivedがレスポンス情報を通知しますが、その通知だけで本文全体が得られるわけではありません。本文の取得にはNetwork.getResponseBodyなどを利用し、完了タイミングや保持状況を考慮します。WebSocketデータは専用イベントで処理し、HTTPの本文取得と同じ経路に混ぜません。

CDPの対象範囲とイベント・メソッドの定義は、Chrome DevTools ProtocolのNetwork公式資料に基づいて実装時に確認します。ブラウザのバージョン更新に合わせた接続・受信の確認も行います。

WebView2で自社専用のアプリ画面を作る

WindowsアプリケーションにWebView2を組み込み、自社Web画面とネイティブのメニュー・通知・ファイル機能を統合します。Web messagingなどを使って画面とホストアプリの間で情報を受け渡す構成が可能です。受信元、メッセージ形式、許可する処理を検証し、表示したページへ無条件にローカル機能を公開しない設計にします。

Webとネイティブの連携機能については、MicrosoftのWebView2 API公式資料を参照します。Chromeを外部制御する方式と、WebView2をアプリへ埋め込む方式は、既存環境と配布方法に合わせて選定します。

通信監視と自社APIのどちらを使うか

既存画面に手を入れにくい場合は、ブラウザで受けた通信の記録が有効です。一方、自社サーバーを改修できる場合は、保存用のイベント配信や履歴APIを追加すると、画面の起動状態から収集処理を独立させられます。操作ログだけをブラウザ側で記録し、市場データはサーバー側で保存する組み合わせも可能です。

自社ページの操作は、結果の状態まで確認

DOM操作や自社JavaScriptとの連携を使う場合も、クリックできたことだけで完了と判定しません。要求ID、処理中、成功、失敗、不明を区別し、自社サーバーの応答や対象レコードの状態を照合します。画面変更に備えてセレクターや操作インターフェースを整理します。

技術解説:時系列DBとイベントの設計

後から使えるデータにするには、保存量だけでなく「何の値か」「いつの値か」「どう届いたか」を残す必要があります。価格と注文を同じ粒度で無理にまとめず、原イベントと用途別テーブルを関連付けます。

保存領域 主な項目 設計の目的
raw_events event_id / source / session_id / sequence / received_at / payload 受信した原イベントの追跡と再処理
quotes・ticks instrument_id / price_type / bid / ask / price / size / event_time 価格種別を混同しない時系列分析
bars instrument_id / timeframe / session_id / open / high / low / close / count 集計条件が分かるローソク足
orders client_order_id / server_order_id / strategy_id / status 要求とサーバー側状態の対応付け
executions execution_id / order_id / quantity / price / fee 約定単位の集計と訂正管理
positions instrument_id / quantity / valuation_time / reference_price 保有状態と評価基準の再現
quality・audit gap / parse_error / reconnect / operator / config_version データ品質と操作・設定変更の追跡

時刻は用途ごとに保持する

配信元のイベント時刻、PC受信時刻、保存完了時刻を別項目にします。UTCなどの共通基準で保存し、日本時間などの表示時刻へ変換。先物の取引日やFXの集計日境界は、単なる日付切り捨てでなく業務ルールとして保持します。配信元の時計がずれている可能性も評価します。

価格は桁と丸めを明示する

価格を整数化した値とスケール、または適切なDECIMAL型で扱い、呼値や契約倍率をマスターに定義します。二進浮動小数点による端数が、注文数量や損益の照合に影響しないようにします。欠落値、ゼロ、未更新は別の状態です。

同一価格を重複イベントと決めつけない

同じ価格が続いても、別の約定や別時刻の更新である可能性があります。イベントID、接続セッション、配信番号など自社仕様にある情報を使って重複を判断します。価格と時刻だけの安易な一意制約は、正当なデータを失う原因になります。

受信順と発生順を分ける

再接続、ネットワーク、複数配信経路により、イベントが時刻順で到着しないことがあります。発生時刻と受信順序を残し、遅着イベントをどこまで再集計へ反映するかを決定。確定済みの足が更新された場合は改訂状態を表示します。

容量と検索性能を見積もる

「平均イベントサイズ × 1秒あたりの件数 × 収集秒数」が原データ量の出発点です。たとえば設計上の仮定として200バイト・毎秒1,000件・8時間なら約5.76GBで、インデックス、ログ、複製、バックアップは別途必要です。実測したピーク値と保存期間を基に、分割、圧縮、保持期限を決めます。

利用目的に合うDBを選ぶ

単一端末のローカル保存、複数担当者での共有、大量時系列の分析では要件が異なります。SQLite、MySQL、PostgreSQLなどを候補に、同時書き込み、障害復旧、既存運用、検索負荷で選定します。採用バージョンと利用可能な機能は個別に確認します。

技術解説:ローソク足・バックテスト・リプレイ

OHLCの前提を固定する

同じ1分足でも、約定価格、Bid、Ask、Midのどれで作るかによって値は異なります。時間区間の開始・終了の扱い、同一時刻の並び順、取引のない区間の扱いを定義します。配信件数を出来高と呼ばず、実際の約定数量が取得できる場合にその合計を出来高として扱います。

自社の戦略を再現できる記録を残す

価格履歴だけでは、当時利用していた設定、監視銘柄、条件式、モデル版、保有状況を再現できません。戦略設定と入力データの版を保存し、同じ条件で再計算できる構成にします。担当者の裁量判断がある場合は、判断時刻とメモを紐付けます。

検証で未来の情報を使わない

未確定足の終値、後から訂正された情報、取得時点では未公表だった資料を、過去の判断へ混ぜないようにします。公開時刻と自社が取得した時刻を分け、実際にその時点で利用できた情報で検証します。時系列順の学習・検証分割もこの前提に合わせます。

コストと執行条件を含めて比較する

手数料、Bid / Ask、想定する処理遅延、部分約定や未約定の扱いをモデル化します。価格が一度触れたことだけで、必ずその価格で約定したと仮定しない設計が必要です。これらの条件を結果と一緒に保存し、条件を変えた比較を可能にします。

リプレイ環境に仮想時計を設ける

再生中は実際のPC時刻ではなく、保存したイベントの時刻を基準に画面や指標を更新します。途中から再生するときは、その時点以前の状態を復元。巻き戻し時は派生状態を初期化または再構築し、表示と計算のずれを防ぎます。

検証結果を、次の検証へつなげるために

この開発はデータ収集・分析・運用を支える基盤の構築です。特定の売買手法の収益や将来の予測精度を保証するものではなく、検証の条件と結果を自社で確認できる環境を整えます。

技術解説:継続稼働と注文状態の整合性

再接続の成功とデータ復旧は別に管理

接続が戻っても、切断中の履歴が自動的に埋まるとは限りません。購読の再登録、保存位置の確認、履歴の再取得、重複除外、欠損の明示をそれぞれ実装します。履歴提供がないデータは復元できないため、継続性が必要ならサーバー側の保存も用意します。

注文の「送信済み」と「受付済み」を区別

ブラウザから要求を送れた状態、自社サーバーが受け付けた状態、後続処理が確定した状態を分離します。通信断で結果が不明な場合は、注文IDで状態を照会。自社サーバー側に冪等キーの検証を設け、同一要求の再受信を重複注文として処理しない仕組みを検討します。

ブラウザに依存しない上限チェック

入力画面の警告だけでなく、サーバー側で権限、数量、金額、ポジション上限を検証します。画面の停止ボタンはその操作範囲を明示し、新規送信停止と既存注文の取消完了を区別します。取消要求に対しても結果を照合します。

負荷が高いときの優先順位を決める

注文・約定の確実な記録と、画面の滑らかな更新では重要度が異なります。受信、保存、集計、描画を分離し、描画回数の制御、バッチ登録、適切なキューを設計。CPU、メモリ、ディスク待ち、キュー滞留を測定して調整します。

運用で確認する項目を画面に出す

接続状態、最終イベント時刻、最終保存時刻、未保存件数、解析失敗件数、欠番、DB容量を一覧化します。価格が動いていないだけなのか、データが止まっているのかを、ハートビートや他の状態情報と合わせて判定します。

復旧可能性を受入条件にする

プロセス再起動、DB停止、ディスク容量不足、ネットワーク切断を想定し、どこから再開できるかを確認します。受信直後のメモリにしか存在しないイベントはプロセス停止で失われ得るため、必要な保証水準に応じて永続キューやサーバー保存を採用します。

自社データ・設定・認証情報の管理

トレードの履歴だけでなく、判断ルール、検証条件、プロンプト、監視リストも自社の運用資産です。保存場所とアクセス権を整理し、担当者のPCに分散した情報を継続的に管理できるようにします。

専用プロファイルと接続範囲

ブラウザの業務用プロファイル、検証用プロファイル、接続先を区別します。CDPの制御経路やローカル連携サービスはアクセス範囲を限定し、不要な外部接続を許可しない構成にします。認証トークンをログへ平文で残さない設計も含めます。

設定・プロンプト・ソースの保護

配布ファイルの暗号化、署名、アクセス制御、ライセンス管理、利用期限などを組み合わせます。端末で復号して実行する情報を完全に秘匿できると保証せず、秘密にしたい処理はサーバー側へ置く選択肢も含めて設計します。

ローカルAIへ渡す範囲を選ぶ

ローカルLLMに渡す対象文書、取引データ、生成結果の保存先を定義します。外部通信の有無、モデル取得・更新方法、ユーザーごとの閲覧範囲を整理。推論結果と確定済みの数値を区別して表示します。

データの保持期間と復元手順

生データ、集計、操作ログで必要な保持期間を分け、バックアップと復元手順を用意します。保管領域の暗号化だけでなく、鍵の管理、復元できる担当者、削除のタイミングも決めます。

対応技術と、構成を決める際の確認項目

領域 技術・構成の候補 確認する条件
ブラウザ Chrome / WebView2 / CDP / HTML・JavaScript 既存画面、配布方式、更新方法、制御対象
ネイティブ Windows / C++ / C++Builder / DLL 既存資産、CPU構成、ランタイム、長時間稼働
通信 WebSocket / HTTP / SSE / IPC イベント形式、認証、接続数、再取得機能
保存 SQLite / MySQL / PostgreSQL / ローカルファイル 同時利用、データ量、保持期間、復旧要件
分析 ネイティブ計算 / Python連携 / ローカルLLM 再現性、計算負荷、依存環境、入力データ
業務連携 Excel / FileMaker / 自社API / CSV・JSON 利用バージョン、項目仕様、更新頻度、権限

上記は構成候補です。対応OSや各製品のバージョン、必要なライセンス、サポート条件は案件ごとに確認します。C++による実装でも処理速度はデータ構造やI/Oに左右されるため、実際の対象データで測定し、要件に合った方法を選びます。

納品範囲・費用・運用を具体化する

費用は、既存システムの構造、通信仕様、保存量、必要な画面、注文機能の有無、復旧要件によって変わります。調査・試作・本実装・運用整備の単位に分け、優先度の高い機能から見積もります。

段階 主な成果物 確認すること
調査・仕様整理 対象画面・通信の調査結果、データ項目表、構成案 取得対象と取得できない範囲、必要な追加改修
小規模な試作 限定銘柄・限定イベントの保存、確認用の画面 取得の正しさ、保存速度、必要な履歴
本実装 専用ブラウザ、連携処理、DB、設定・配布物 機能、異常時動作、権限、既存業務との整合
運用整備 手順書、監視項目、復旧・バックアップ手順 担当者が起動・確認・復旧できること

ソースコードの提供、社内配布可能な範囲、導入端末数、追加開発、保守、外部コンポーネントの扱いは見積もり時に明確にします。既存資産を使える部分と、新規実装が必要な部分を整理してご提案します。

ご相談から導入まで

  1. 目的と現在の環境を確認

    自社画面、保存したいデータ、担当者の作業、既存DB、PC台数を確認します。画面資料や匿名化した通信サンプルがあると、検討を具体化できます。

  2. データと処理の仕様を整理

    銘柄・時刻・価格種別・注文IDの定義を合わせ、保存と画面操作の範囲を決めます。画面を閉じたときの収集要件も確認します。

  3. 小さく試作し、実測する

    対象を絞って取得・保存・表示を試作。正確性、遅延、処理量、既存画面への影響を測定し、構成を確定します。

  4. 本実装と受入確認

    通常動作に加えて切断、再接続、重複、欠損、DB停止を確認。注文支援がある場合は、検証環境で状態遷移と上限検証を確認します。

  5. 導入・運用・追加開発

    端末へ導入し、設定、バックアップ、復旧方法を共有。運用状況を踏まえて分析機能や連携先を追加します。

よくある質問

既存の自社Webトレード画面を使えますか?

はい。既存画面を活用する構成から検討できます。Chromeを制御する方式、WebView2で表示する方式、自社画面へ連携処理を追加する方式などを、現在の認証・通信・運用方法に合わせて選びます。

データ保存だけでも依頼できますか?

可能です。自社Webシステムの限定されたイベントを取得し、既存DBへ登録する処理だけでも検討できます。全面的な画面変更を伴わない導入も可能です。

画面に表示されないデータも保存できますか?

自社システムから対象ブラウザへ実際に送信されているデータで、解析可能な仕様があれば対象にできます。ブラウザへ配信されていないデータには、自社サーバー側のAPIや追加配信が必要です。

すべてのティックを取りこぼさず保存できますか?

配信元からの網羅性、接続状態、購読範囲、保存方式によって変わります。ブラウザ監視だけで完全性を保証せず、必要な水準に応じてサーバー保存、履歴補完、永続キュー、欠損検知を組み合わせます。

ブラウザを閉じても収集できますか?

ブラウザ受信だけの構成では、そのブラウザの終了で収集も止まります。継続が必要なら自社サーバーやWindowsの常駐処理へ収集を分離し、専用ブラウザを表示・操作端末にする構成を選びます。

株・先物・FXを一つのDBで管理できますか?

可能ですが、銘柄、限月、契約倍率、通貨、価格種別、取引日を区別する設計が必要です。共通項目と商品固有項目を分け、同じ意味の値だけを比較できるようにします。

自社システムへの注文操作も組み込めますか?

自社の注文管理機能に対する入力補助、確認・承認、状態照会、送信連携を検討できます。サーバー側の権限・上限検証、二重送信対策、検証環境を含めて設計します。

ExcelやFileMakerの既存台帳と連携できますか?

連携対象のバージョンと項目仕様を確認して構成を選びます。大量のティックはDBへ、集計結果と必要な履歴は台帳へ、と役割を分ける方法が有効です。

AI分析を社内環境だけで実行できますか?

ハードウェア、モデル、データ量に合う構成で、ローカルLLMや自社の分析処理と連携できます。参照元、計算条件、生成時刻を残し、数値計算と文章生成を分けて確認できるようにします。

導入期間と費用はどれくらいですか?

対象データと機能範囲を確認してお見積もりします。まず通信仕様の確認と限定した試作を行い、必要な追加開発と運用要件を具体化する進め方をご提案します。

社内の開発チームと分担できますか?

可能です。Windows連携、CDPによる取得、DB書き込み、既存C++の組み込みなど、担当範囲を限定した開発にも対応する構成を検討します。インターフェースと検証条件を先に合意します。

相談時には何を用意すればよいですか?

自社システムの概要、画面資料、保存したい項目、想定データ量、既存DB、使っているPCとブラウザが分かれば検討を始められます。認証情報を含まないサンプルや匿名化したログがあると調査しやすくなります。

自社のトレード環境に、
必要な機能を追加しませんか。

「この価格を保存したい」「この画面とDBをつなぎたい」「この操作をまとめたい」。具体的な一機能からご相談ください。

現在の自社システム、必要なデータ、既存のPC・DB環境をお知らせいただければ、取得方法と実装範囲から整理します。

開発・お見積もりについて相談する →
↑ TOP