AIエージェント・RPAロボットの
コンパイル、軽量配布パッケージ化
配れる。使える。自社製品にできる。
プロンプトも、コードも、実行環境も。
必要なものをまとめ、保護と利用管理を組み込む。
対象プログラムを確認し、必要な機能を個別設計・開発します。
AIエージェントのプロンプト・学習ファイル、RPAロボットのコマンド・シナリオ。自社のノウハウが詰まった重要な資産を、保護して配布・運用します。
業務の判断基準を記したプロンプト、独自に蓄積した学習ファイル、作業手順を組み込んだコマンドやシナリオ。これらは、自社の技術や経験、機密情報を含む重要な事業資産です。社内展開や顧客への納品時にも、内容の閲覧・コピー・改変や、無断での再配布を制限する仕組みが必要です。
自社の重要な資産を守りながら、必要な相手に、許可した範囲で利用してもらう。そのために、ファイルの暗号化・パッケージ化、ライセンス管理、利用期限・端末ごとの起動制限を組み合わせ、配布から運用までを設計します。
このページの目次
01 / SERVICE具体的に、何をするサービスか。
AIエージェントやRPAのプログラムをお預かりし、必要な実行環境を整理して、Windows向けの配布用アプリケーションに仕上げる個別開発サービスです。コンパイル・依存ファイルの統合・保護・DB組み込み・利用管理を、目的に合わせて組み合わせます。
納品物の例
- 自社ロゴ・アイコンを設定した起動用EXE
- 保護・圧縮した業務ロジックと必要な実行部品
- 入力先・出力先・接続先を設定する画面
- 処理履歴・設定・エラー情報を保存するDB
- 必要に応じたライセンス認証・利用期限・端末制限
- 導入手順、対象環境、更新・バックアップ方法
すべてを一律に入れるのではなく、社内配布に必要な範囲、販売に必要な範囲を定めます。既存コードの修正や作り直しが必要な場合は、パッケージ化と分けて作業内容をご案内します。
02 / BUSINESS VALUE企業の「AIで作った、その先」を支える。
担当者のPCでしか動かない
実行環境を整理し、配布先での設定手順を統一。担当者が一台ずつ環境を作る負担を減らします。
プロンプトや処理手順を丸見えにしたくない
利用者が変更する設定と、保護するロジックを分離。中身を意識せず業務を実行できる構成へ。
自社製品として渡したい
製品名、ロゴ、アイコン、設定画面を整え、試用期限や契約に合わせた利用管理を追加します。
異動・退職で使えなくなるのが心配
実行手順、設定、依存バージョン、復旧方法を整理。個人の記憶に依存した状態を改善します。
大きなシステム刷新から始める必要はありません。まずは毎日繰り返す一つの業務、すでに動いている一つのツールを対象に、配布と運用を整えます。
技術を増やすこと自体を目的にせず、「誰が、どのPCで、どの仕事を実行するか」から構成を決めます。
03 / COMPILE & PACKAGEコンパイル・EXE化・軽量化の違い。
「一つのEXEにする」「処理を高速化する」「配布容量を減らす」は、それぞれ別の作業です。対象コードと運用条件に合わせ、効果のある方法を選びます。
| 方法 | 具体的な処理 | 期待する効果 |
|---|---|---|
| コンパイル | 対応するコードを実行形式へ変換。必要に応じ、処理の一部をC++などで再実装。 | 配布形式の整備、処理内容に応じた性能改善。 |
| EXE化・バンドル | スクリプト、実行エンジン、ライブラリを起動プログラムとまとめる。 | 利用者による言語環境の個別設定を減らす。 |
| 依存ファイルの選別 | 使用モジュール、動的読み込み、DLL、データファイルを調査。 | 不足を防ぎながら不要な同梱物を削減。 |
| 圧縮 | プログラム資源やテキスト等を圧縮し、必要時に展開。 | 配布容量を削減。展開時間とのバランスを調整。 |
| 共通環境の分離 | 大きなAIモデルや共通ランタイムを別配置・共有。 | 複数botへの重複同梱を抑える。 |
Pythonなら、まず実際に使う部品を調べる。
起動スクリプトだけではなく、動的import、DLL、設定、モデル、テンプレート、外部コマンドまで確認します。開発用PCで成功しても、配布先に必要な部品が欠ければ動きません。実行時のパス、文字コード、書き込み先も検証します。
単一EXE方式の中には起動時に一時フォルダへ展開するものがあります。例えばPyInstallerのone-file方式は内部資源を展開して起動するため、単一ファイルであることと無展開実行は同じではありません。技術参考:PyInstaller公式
改善率は対象プログラムを測定して提示します。パッケージ化によってAIモデルの推論が自動的に軽くなるわけではありません。
04 / PROTECTIONプロンプト・コード・機密情報を、どう保護するか。
保護対象を「自社の業務ノウハウ」と「利用者の認証情報・業務データ」に分け、保存時・配布時・実行時の取り扱いを設計します。
プロンプト・コマンドファイル・ソースコード
対象に応じてコンパイル、難読化、暗号化された資源への格納を組み合わせます。起動プログラムが必要な資源を読み込み、処理に渡す構成です。圧縮しただけのファイルや拡張子を変えただけのファイルは、秘密を守る仕組みにはなりません。
機密文書・設定ファイル
暗号化の範囲、鍵の保管先、復号できる利用者を決めます。改変を検知できる暗号方式や署名の利用、書き込み権限の制御、ログへの機密値の出力抑制も設計対象です。
APIキー・パスワード・接続資格情報
全利用者共通の秘密をEXEへ固定で埋め込む方法に依存せず、初回設定、端末側の保護領域、認証サーバーからの短期資格情報などを選択します。WindowsのDPAPIを使ったユーザー・端末に結び付く保存方式も候補です。
鍵をどこに置くかまで決めて、保護を実装する。
暗号文と復号鍵を同じ配布物に入れるだけでは、解析に対する限界があります。誰から何を守るかを明確にし、ローカル保存、端末認証、サーバー側処理を組み合わせます。
実行時には処理に必要な情報が利用されるため、完全な解析防止を保証するものではありません。また、暗号化して配布したプロンプトでも、外部AIへ送る構成では送信先に内容が渡ります。保護と外部送信の設計は分けて確認します。
05 / VIRTUAL FILE SYSTEM膨大な依存ファイルを、一つの管理単位へ。
仮想ファイルシステムは、パッケージ内部のファイルを論理的なパスで扱い、必要な内容を実行部分へ渡す仕組みです。配布先に多数のファイルを露出させず、構成とバージョンを管理しやすくすることを目指します。
あらゆるDLLを、そのままメモリ実行できるわけではありません。
OSのローダーや外部ライブラリが実ファイルを要求する場合があります。メモリ読み込みに対応する資源と、ディスク配置が必要な部品を分けて設計します。ブラウザ、GPU関連部品、ドライバー等は外部要件が残ることがあります。
| 配布方式 | 向いている場面 | 設計上のポイント |
|---|---|---|
| 単一EXE | 受け渡すファイルを少なくしたい | 展開時間、起動時の一時領域、更新時の転送量。 |
| EXE+保護コンテナ | 大きな資源や業務ロジックを管理したい | バージョン整合性、改変検知、読み込み互換性。 |
| フォルダ/インストーラー | 外部部品・ショートカット等を確実に配置したい | 導入権限、更新、アンインストール、データ保持。 |
06 / EMBEDDED DATABASE軽量高速DBで、業務の状態を記録する。
データ保存のために大きなDBサーバーを必ず用意する必要はありません。端末内の設定や履歴にはSQLite等の組み込みDB、集計や変換の一時処理にはインメモリDBを選択できます。
その場で処理するデータ
CSVの読み込み、重複チェック、絞り込み、集計、bot間の受け渡し用データなど。必要な結果は終了前に保存します。
次回へ残すデータ
処理済みID、実行日時、入力元、出力先、エラー、設定、パッケージのバージョンなどを保存します。
失敗したときに、どこから再開するかをわかるように。
タスクID、対象データの識別子、待機・実行中・完了・要確認といった状態を記録。再実行時の重複登録を抑えるため、実行先の状態確認も組み合わせます。ローカルDBへの記録だけで、外部システムへの二重実行を完全に防げるわけではありません。
DBをプログラムの更新領域と分けて保存し、更新で履歴が消えない構成にします。検索頻度に応じたインデックス、トランザクション、一括処理、バックアップも設計します。
複数PCから同時に更新する共有データは、APIや社内DBサーバー経由で扱う方式を検討します。単一のSQLiteファイルを共有フォルダ上で多数の端末から直接更新する構成は避けます。技術参考:SQLiteの適用範囲
07 / BRANDING & LICENSE自社ロゴ・アイコン・利用条件を組み込む。
顧客へ渡す製品には、起動できることに加えて「誰の製品か」「誰が使えるか」「いつまで使えるか」を伝える仕組みが必要です。
| 項目 | 具体的な実装例 | 事業での使い方 |
|---|---|---|
| 自社ブランド | ロゴ、EXEアイコン、製品名、ウィンドウ名、バージョン表示。 | 自社製品・顧客専用ツールとして納品。 |
| 利用期限 | 署名付きライセンス情報や認証サーバーで期限を確認。 | 試用版、契約期間に合わせた提供。 |
| 端末・利用者制限 | 登録した端末やユーザーを認証し、利用可否を判定。 | 契約台数や社内の利用範囲を管理。 |
| 機能制限 | ライセンスに応じた機能フラグ・処理件数の制御。 | 評価版と製品版、機能別プラン。 |
| 起動・同時実行制限 | 多重起動の検知、必要に応じた中央での利用数管理。 | 二重処理や契約数を超える同時使用を抑制。 |
オフラインとオンラインで、管理方法を選ぶ。
閉域環境では署名付きライセンスファイルを照合する方式、ネット接続できる環境では認証サーバーを使う方式などを検討します。完全オフラインでは即時失効や全端末横断の同時利用数管理に制約があり、期限確認には時計変更への対策も必要です。
PC交換、契約更新、通信障害のときにどう復旧するかまで決めます。制限によって正規利用者の業務を止めないため、猶予期間や再発行手順も設計対象です。
08 / USE CASES業種別・目的別の活用事例。
以下は想定活用例です。導入済み実績や削減効果の保証を示すものではありません。
受注CSVのチェック・変換ツールを、各担当へ配布。
- 現場の課題
- 得意先ごとに異なるCSVを、担当者が整形して基幹システムへ取り込んでいる。
- パッケージ化するもの
- 列変換ルール、商品コード照合、必須項目チェック、CSV出力、処理履歴DB。必要ならAIによる備考欄の分類を追加。
- 導入後の使い方
- 担当者がファイルを選択し、検査結果を確認して出力。全員が同じルールを使い、処理済みデータを記録します。
価格・在庫の調査botを、店舗ごとの業務ツールに。
- 現場の課題
- 決められた仕入先の情報確認と、自社商品の照合に時間がかかる。
- パッケージ化するもの
- ブラウザ/HTTPによる取得処理、商品照合、差分保存DB、一覧出力、接続先設定。
- 導入後の使い方
- 指定範囲を巡回し、価格・在庫の変更候補を提示。発注や価格変更は担当者の確認を経て実行する設計にできます。
請求書の整理と確認補助を、ローカルAIアプリへ。
- 現場の課題
- 文書の分類や入力補助をAI化したいが、社外へのデータ送信を避けたい。
- パッケージ化するもの
- 文書読み取り処理、分類プロンプト、社内LLMへの接続、確認画面、修正履歴DB、CSV出力。
- 導入後の使い方
- 文書を指定し、抽出結果を人が確認・修正。AI処理を含め社内で完結する構成を検討します。
自社独自の分析手順を、顧客向け製品にする。
- 現場の課題
- 分析ノウハウを提供したいが、プロンプトや計算ロジックをそのまま配りたくない。
- パッケージ化するもの
- 分析ルール、プロンプト、レポートテンプレート、入力画面、ブランド表示、利用期限。
- 導入後の使い方
- 顧客が自社データを入力し、確認用レポートを生成。専門家のレビューと組み合わせた提供も可能です。
AIで作ったHTML・Pythonを、納品可能な業務アプリへ。
- 現場の課題
- 試作品は動くものの、環境構築、設定、エラー表示、ライセンス管理が未整備。
- パッケージ化するもの
- HTMLの操作画面、実行エンジン、処理プログラム、依存ファイル、設定保存、ログ、起動制限。
- 導入後の使い方
- 顧客は起動用アイコンから操作。開発側は決めた手順で更新し、問い合わせ時に実行履歴を確認できます。
情報収集・加工・報告を、連携するbotのセットで配布。
- 現場の課題
- 複数の自動化が別々に動き、引き継ぎや実行順序を人が調整している。
- パッケージ化するもの
- 各botの実行部品、共通のデータ形式、ジョブ管理、結果通知、共有APIへの接続設定。
- 導入後の使い方
- 前工程の完了を確認して次工程を起動。失敗時の待機・再実行・人への通知を組み込みます。
似た業務が一つでもあれば、現在のファイル構成からご相談ください。
配布・納品したいツールについて相談する09 / RPA & AI INTEGRATIONブラウザ・通信・DBを、実行基盤としてつなぐ。
rpabotの資料にある、ブラウザ、HTTP、FTP、Mail、インメモリDBを一つのプログラムで扱う考え方を、配布パッケージの実行部分へ生かします。
- ブラウザ:ページの操作、フォーム入力、情報取得、ファイル入出力などを業務フローへ接続。
- HTTP・FTP・Mail:許可された接続先とのデータ取得・転送・通知を自動処理。
- DB・SQL:取得データの整形、履歴管理、状態管理、他のbotへの受け渡し。
- AI:分類、要約、入力補助、対応候補の作成。出力は定義した形式と条件で検証。
- 制御:タイムアウト、停止操作、再試行の上限、ログ、必要な承認を設計。
AIに自由な命令をそのまま実行させるのではなく、呼び出せる操作、触れるファイル、接続できるシステムを定めます。操作の可否と実行記録を管理することで、業務の確認と復旧を行いやすくします。
既存rpabotの機能記述は実行基盤の参考です。現行OS・ブラウザ・APIへの対応、AI統合、配布・保護機能は案件ごとに確認・開発します。
10 / DELIVERY & OPERATIONS導入して終わらず、更新できる形にする。
導入前に確認すること
対象WindowsのバージョンとCPU構成、管理者権限、社内プロキシ、ウイルス対策、書き込み可能な場所、必要なランタイムを確認します。署名や配布経路も含め、社内の導入手続きに合う方式を選びます。
お見積もりは、既存コードの状態、依存関係、保護方式、対応端末、ライセンス機能、更新運用の範囲で変わります。ライセンス認証サーバーや外部AIを利用する場合の運用費も、開発費と分けて整理します。
11 / FAQご相談前によくある質問。
プロンプトだけでも相談できますか?
はい。入力画面、AIへの接続、結果の表示・保存など、実行に必要な部分を組み合わせます。プロンプト自体をネイティブコードへ変換してAIを不要にする、という意味ではありません。
既存のAIエージェントを、何でもそのままEXE化できますか?
対応可否は実行環境や外部サービスへの依存によります。スクリプト、ブラウザ、コンテナ、クラウド側の機能などを確認し、同梱できる部分と外部に残る部分を整理します。
ローカルLLMも一緒に配布できますか?
モデルと推論エンジンの条件が合えば同梱を検討できます。モデル容量、メモリ、GPU、配布条件を確認します。社内AIサーバーを共通利用し、配布側を軽くする構成も選べます。
社内ネットワークにつながらないPCでも利用できますか?
処理に必要なデータと実行環境が端末に揃い、オンライン認証や外部AIを必要としない構成なら検討できます。オンラインでしか利用できない機能は別途整理します。
ソースコードの保護だけ、ライセンス管理だけでも依頼できますか?
必要な部分に絞ってご相談いただけます。既存アプリに組み込む方式か、起動プログラム側で管理する方式かなど、現在の構成から検討します。
配布すれば、ずっとメンテナンス不要ですか?
接続先の画面・API、OS、ライブラリが変われば対応が必要になる場合があります。パッケージ化は保守を不要にするものではなく、構成を把握し更新しやすくするための整備です。
まだ試作段階ですが、問い合わせできますか?
はい。実行できる試作品があれば、動いている範囲と不足部分を確認できます。構想段階の場合も、入力・処理・出力と配布先のイメージをお知らせください。
「このツールを保護したい、配りたい」から、
ご相談ください。
社内の数台へ展開したい。
取引先へ、自社ブランドで納品したい。
プロンプトやコードを保護して製品化したい。
現在の成果物と配布先を確認し、必要な作業と実現方法をご提案します。
コンパイル・配布パッケージ化を相談する →お問い合わせ時には「ファイルの種類」「現在の起動方法」「配布先の環境・台数」「希望する保護・利用制限」をお知らせください。機密ファイルは、共有方法を確認してからお送りください。